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【百年銘酒スポットライト】vol.5
百年銘酒が誇る、秘蔵のウイスキーコレクションをコラム形式にてお伝えします。
_Ballantine's FINEST
ブレンデッドウイスキーの人気ブランドは数多くあるが、その中でも王道をゆくものとして真っ先に思い浮かぶのがバランタインだ。
このバランタイン・ファイネストは1910年のブランド誕生から100年以上の歴史を持つスタンダード品で、12年、17年、30年とモルト配合率が高くなるデラックス版も長きにわたり名品として愛されてきた。
ボトルに貼られたイタリアンTAXシールから、これは1980年代にリリースされたものと推測される。
愛好家には周知の事実だが、バランタインのラベルには王室御用達の証として紋章があしらわれており、この紋章によって当該ボトルがいつ頃のものかを判別できる。
たとえばこのボトルの国旗はどちらも青色だが、1970年代中期までは赤と青の国旗が描かれており、これは赤青紋章などとも言われている。
さらに17年物になると、リリースされた時期によって微かにスモーキーでアードベッグが強く感じられるボトルや、シェリーの影響がうかがえるボトル、またミルトンダフが前面に表れているボトルなど、見た目では判別できないその時々のテイストの違いが生まれており、これが実に面白い。
昨今のシングルモルトブームの中で陰に回った感のあるブレンデッドウイスキーだが、自然の産物的な要素が強く「個人競技のスター選手」といった印象があるシングルモルトに対し「名将監督の采配による素晴らしいチームプレー」を彷彿とさせるのがブレンデッドウイスキーではないだろうか。
数々の逸品に籠められた人の匠の技――ブレンデッド全盛期、80年代のボトルが改めてそれを伝えてくれる。
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