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【百年銘酒スポットライト】vol.7
百年銘酒が誇る、秘蔵のウイスキーコレクションをコラム形式にてお伝えします。
_Bruichladdich 1970 Bourbon Cask No.5081 45.5% Valinch Bottle
2001年5月29日、ブルイックラディ蒸留所が再オープンを果たしたその記念すべき当日に、来場した人々が直接樽からウイスキーを汲み上げ各々瓶詰めした特別なボトルがこの「ヴァリンチボトル」である。
ヴァリンチ(Valinch)というのは樽から原酒を汲み上げるスポイトのような道具のことだが、今ではハンドフィル(Hand filled)という言い方が一般的かもしれない。
自らの足で蒸留所へ赴いた者だけが手に出来るヴァリンチボトル。
多くのモルト愛好者にとって、この特別なウイスキーはスコットランドや蒸留所を訪れる目的の一つであろう。
現在ではこういったハンドフィル体験を提供する蒸留所も増えたそうだが、ブルイックラディの歴史的イベントとはいえ、まだ観光客もそこまでおらず、ウイスキー市場が活況に入る前の2000年代初頭だったからこそ、今では考えられないこんな至極のウイスキーと体験に出会えたのだと思う。
もっとも近年では各蒸留所における最新のスタイルを知ることができ、またオフィシャルのクオリティの高さが感じられるウイスキー達と巡り合えるようになっていて、これはこれで大変嬉しいことだ。
余談だが、帰りの飛行機では気圧のためかこれらヴァリンチボトルのコルクが盛り上がり、蝋が裂けていた。覚束ない手で自ら蝋付けした記憶がふとよみがえり、これもご愛敬といったところか、と思わず苦笑が漏れた。
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