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【百年銘酒スポットライト】vol.44
百年銘酒が誇る、秘蔵のスピリッツコレクションをコラム形式にてお伝えします。

__Cachaça HAVANA

手元に届いたボトルを目にした際、一瞬「ビールの大瓶か」と見間違ってしまったほど――それはサリナス出身のブラジルの友人が送ってくれた、自慢のカシャッサだった。

年間7000本しか造られておらず、ブラジル国内でも本物を入手するのは非常に困難な逸品。飲みすぎると頭が痛くなるような雑味の多い二級品とは別格で、スムーズで優しく、手作り感満載の味わい深い最高峰のカシャッサだ。

なおウィキペディアでカシャッサを検索すると、以下のように紹介されている。
「近年は量産品ではなく職人が造る芸術的な域にまで達したカシャッサが注目され、好んで飲む人が増えている。きっかけはミナス州サリナスで故アニジオ・サンチアゴとその一家が製造した、Havana(ハヴァナ)というブランドである。ハヴァナとは彼らのファゼンダ(農場)の名前で、1943年に蒸留酒所を創業した。ブラジル政府が海外からの来賓にこのHavanaを起用したことで有名になった」

いわば国家公認の「おもてなし酒」―― 百年銘酒のサロンUniCask Originでも、国賓待遇にて皆さまをお待ちいたしたく思う。
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