ゴードン&マクファイル社について
125年以上の間、G&M社は「極めて優れた品質のシングルモルトウイスキーを造る」という一つの使命に駆り立てられてきました。四世代にわたる家族経営を続け、スコットランド全域の100か所を超える蒸留所のスピリッツと、自らが用意した樽とのマッチングを行ってきた同社は、様々な異なるスタイルのスピリッツをどう熟成させるのかということを理解し、磨き上げてきたその複雑な熟練の技術によって樽のポートフォリオを管理してきました。このように樽についての膨大な知識を持っているからこそ、G&M社は完璧な熟成を経たウイスキーを絶え間なくお届けすることができるのです。専門的な知識を持って熟成を管理することで、世界中のどこにもない、他に類を見ない複雑で完璧なバランスのシングルモルトを造ることができます。
このビジネスの中枢はサンプルルームにあります。様々な熟成年数、様々な特徴のシングルモルトが100年以上にわたって取り揃えられた、類稀なる「リキッドライブラリー」です。しかしこれらのサンプルは家宝としてそこにあるわけではありません。情報を提供し、将来の意思決定を助け、後の世代の貴重な手引きとなるために、そこにあるのです。
プライベートコレクションについて
プライベートコレクションという名称は、G&M社の経営一族であるアーカート家によって厳選されたウイスキーであることを示しています。その蒸留所が有名か無名か、また現在も稼働しているのか閉鎖されたのかに関わらず、四世代にわたって代々受け継がれてきたその経験をもとに極上のウイスキーをリリースしています。
グレンリベット蒸留所について
グレンリベット蒸留所の歴史は1815年まで遡るが、それ以前よりウイスキーの密造が行われていたことは周知の事実である。1824年に政府公認第1号の蒸留所として認可される。その成功にあやかろうと同じ地域の蒸留所がグレンリベットを名乗り始めたが、1880年に訴訟を起こし、定冠詞付きの「ザ・グレンリベット」は他の蒸留所では使用できないと裁判所に認定されている。